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離婚回避の為に実践すべき7つの行動とは?

離婚回避の為に実践すべき7つの行動とは?

突然、夫や妻から離婚してくれと言われて、全く意味がわからない。そもそも自分は離婚したくない!と思っている場合はどうすればよいのでしょうか。

もし一方的に離婚してくれと言われても、自分に全く非がなく、一方的な離婚の申し出であれば、離婚したくないと拒否することはできます。

夫婦の離婚は、8割が協議離婚という話し合いで離婚する方法ですが、この場合離婚理由はお互いが納得していればなんでも構わないとされているものの、民法上は、下記の5点がなければ離婚できないとされています

不貞行為 配偶者以外の異性と性的関係を持つこと。いわゆる不倫や浮気。
悪意の遺棄 同居の拒否や生活費をいれないなど
3年間生死が明らかでない 失踪や家出などが原因で音信不通になり、3年以上生死が不明なこと
精神病にかかり回復の見込みがない 重い精神疾患を患い、夫婦の協力義務が果たせなくなること
その他婚姻を継続しがたい重大な事由 暴力、セックスレス、性格の不一致などが原因で、夫婦関係が破たんしていること

あくまで民法上の離婚理由のため、裁判などで争うときに必要な理由です。つまり、こういった理由があっても協議離婚なら離婚を拒否すること自体は可能です。

しかし今回は、特に離婚したいと言われる理由が思いつかず、離婚したくないけど、どうすればよいかわからない方の参考になるような内容をご紹介していきますので、参考にしていただければと思います。

【男女別】離婚したくないのに突然離婚したいと言われる理由

【男女別】離婚したくないのに突然離婚したいと言われる理由

そもそも、なぜ夫や妻から離婚したいなどと言われるのでしょうか?

相手が離婚に至った理由や原因などは、何が考えられるのでしょうか。本人に聞いて答えてくれれば良いのですが、もしきいても要領を得なかった場合は、下記のようなことを考えてみましょう。

妻が夫と離婚したいと思っている6つの主な理由

家事や育児に非協力的

家事や育児に追われているに、手を貸すこともなく、家でいつもダラダラと寝ころんで、仕事を増やす一方という場合。離婚へのカウントダウンですね。

いつも義母の味方をするマザコンだから

いつも義母や義父の味方につき、悪者はつねに妻一人という状況であれば、夫に嫌気がさして離婚を考え始めるのも納得の理由ではないでしょうか。

モラハラ的な発言がある

夫は全く気がついていなくても、ちょっとした会話の中でバカにされたように感じるのであれば、それは立派なモラハラです。モラハラをする方は1ミリも気がついていないケースが多いので、いつのまにか離婚を決意されている場合もあるでしょう。

暴力を振るわれる

軽い気持ちで叩かれて、それがDVだと妻が思っていたらそれは立派なDVになります。酒によった勢いで殴られることも多い為、夫は覚えていないケースも多いようですが、こんなことが続いていれば離婚したいと思うのは当然かもしれませんね。

浮気に対する考え方が違う

男友達と二人で飲みにいくだけで激怒をされるのもいやですが、逆に、浮気しても問題ないといったように開き直るような態度を取られても離婚を考え始めるきっかけになります。

生理的に無理

どんな人でも年齢とともに体の老化は始まりますし、髪の毛も薄くなれば加齢臭がすることもあるでしょう。昔はこんな人ではなかったと思い始めた時に、つまは離婚を考え始めるようです。

夫が妻と離婚したいと思っている主な理由5つ

見た目の変化

昔は綺麗だったのに、結婚生活が続くにつれてどんどん見た目がおばさん近くなってくことに耐えられないという旦那さんは結構います。定型文のように使われていますが、それだけ結婚を境に妻が変わってしまうというケースが多いことを意味しています。

出産をすれば外見は変わりますが、維持する努力をせずにいると、「もうオンナとして見れない」といったことが考えられます。

自分の要求ばかりするから

仕事、家庭内、子供のことなどこちらに要求するばかりで、言いたいことをすべて言わないと気が済まないほど小言が多く、帰りが遅いだけでもううんざりという意見があります。

こういった性格の問題は結婚前では発見する事ができず、結婚後に突然発覚することも多いため、夫には「変貌」として映ること多いようです。

セックスレスの問題

  • 子供ができてからまったく応じない
  • ヤル気ゼロ、懇願しないと応じてくれない など

性欲が少なくなる、あるいは無くなっていくのはある意味当然です。20代妻のセックス再開率は96%と高いのですが、これが30代〜40代になると38%に急降下し、「今では触られるだけでも不快に感じる・・・」という消極的な意見も目立つ結果となりました。

注意すると逆ギレする

指摘したら「でも」「だって」など、すぐに言い訳をしてくる女性は多くいます。痛いところを突かれても認めたくないという心理はわかりますが、自分の非を認めない妻がいる家庭に、未来はありません。

夫のお金を使い込んでいる

これは専業主婦ありがちなケースですが、暇な1日、どうしても息抜きをしたいと考えてお金を使い込んでいるパターン。こんなことをされれば、夫は離婚を決意する大きな原因になると言わざるを得ません。

離婚したいと言われたらまず行うべき4つのこと

離婚したいと言われたらまず行うべき4つのこと

離婚したくないという思いが強いのであれば、これからご紹介する離婚しないための方法を試してみてください。離婚しないために今すぐできることを5つまとめてみました。

取り乱さずに冷静になって話し合う

突然「離婚てくれ」と言われて頭の中が真っ白になっているかもしれませんが、まずは落ち着いて冷静に考えられるような状態を作りましょう。ここで取り乱して感情に任せて話してしまうと余計に話がややこしくなってしまいます。

相手が離婚したい原因は何かを考える

次に、どうして離婚したいと言われてしまったのか考えてみましょう。

自分は離婚したくないと思っていても、相手はそう思っていないのであれば必ず何かしらの原因があるはずです。

もし思い当たる節が1つでもあるのであれば、その行動なりを改善することで、離婚を回避できるかもしれません。

一人で悩まず友人や親に相談してみる

もし離婚したいと言われた理由が全く思い浮かばないのであれば、友人や親に「離婚したいといわれた」と相談してみましょう。

この時点ではとくべつカウンセラーなどの専門家に頼ることはせず、自分で改善できることはないか、まずは考えてみてください。

勝手に離婚届を出されないよう離婚届不受理申出書を出しておく

万が一でも相手が勝手に離婚を進めて、離婚届を出してしまうことがないように、離婚届不受申出書を市町村役場に提出しておきましょう。

これは勝手に出された離婚届を無効にするものですので、気がついたら戸籍からも外されていたという事態を避けることができます。

届出によって効果が生ずる婚姻等について、本人の知らない間に虚偽の届出が受理され戸籍に真実でない記載がされることを防ぐために設けられた制度です。

引用元:新宿区|不受理申出

離婚したくないなら絶対に避けるべきNG行為5つ

離婚したくないなら絶対に避けるべきNG行為5つ

次に、相手が離婚したいと言ってきている場合に、絶対にしていけないNG行動をご紹介していきます。

別居を許してしまう

離婚したいという話題がでた瞬間は、「離婚したい」「離婚したくない」という応酬が発生することが多いですが、「お互い冷静になる為に別居をしよう」と提案されることがよくあります。確かにそうだなと思って安易に別居を許してしまうと、結果的に離婚してしまう可能性が大きくなります。

いったん別居に同意してしまうと、離婚の準備を進められ、気がついたら離婚するしかないという状況にもなりかねませんので、別居は絶対に避けたほうが得策です。

暴力に訴える

これは主に夫サイドの攻撃として現れることが多いですが、「なんで離婚したいなんていうだ!」と、感情的になった暴力行為をしてしまう時があります。これは絶対にNGです。相手は離婚したいと言っているのですから、それに拍車をかけるようなことは避けましょう。

相手のことを全否定する

配偶者の考えを全て否定するような発言も避けた方がよくて、何を言われても基本的には同意をしながらよく話しを聞き、自分に足りなかったこと、原因かもしれないと冷静に分析してみましょう。

子供や立場を利用して話をする

もし子供がいる場合、子供は何よりも優先すべき事ですが、子供の為にも離婚したくない。子供を理由に離婚を待ってほしいと伝えても、相手の離婚したいという気持ちは変わらないでしょう。

そもそも子供がいることがわかっていながら離婚したいと言っているはずですので、「離婚したいという気持ち」そのものを解決しないことには無意味かもしれません。

安易な説得をしない

離婚の場は多くの場合で口論です。離婚を決意している相手に付け焼き刃な説得や、弱みとなることを指摘しても全く響かないどころか逆効果ですので、たとえ事実を言っていたとしても火に油を注ぐ結果になってしまいます。

離婚を回避するためにできる7つの行動

離婚を回避するためにできる7つの行動

離婚しために相手がどう思っているのかをみてきましたが、あなたがこれから離婚を避けて家庭を継続させていくために何ができるのかを考えていきましょう。

話し合いをとことん長引かせる

離婚したい夫(妻)は早く離婚を成立させようと離婚届の記入を迫ってきたり、離婚の手続きに必要な話をしてくると思いますが、その話し合いをできるだけh長引かせましょう。

根本的な解決ではないかもしれませんが、人の感情は一定の水準を長く保つことはできません。ずっと怒り続けるのはパワーがいるのと一緒ですね。

どうして離婚したいのか、本当に離婚しなければいけないのかなど、話し合うことは深掘ればそれだけ多くなりますので、そういった話題を続けて離婚までの道のりを遠く感じさることも重要です。

日頃の感謝を伝える

もし相手への感謝が足りていないと思うのであれば、少し気をつけて考えてみましょう。例えば・・・

いつも「ありがとう」と口に出す。

  • してくれて助かっている
  • してくれたんだ、ありがとう! など

どんな些細なことでも構いませんので、ちょっとしたことでも助けになっているのであれば、ちゃんと口に出して伝えるのことは重要です。夫婦生活が長くなると「やってくれて当たりまえ」という感覚が出てきてしまいますので、初心忘れすべからずとも言いますし、少し意識してみましょう。

相手を立てる

これは主に夫への配慮かもしれませんが、「いつも遅くまでお疲れ様」だったり、「仕事できるから頼られているんだよ」といったちょっとおだてるような発言は、案外男性は好きだったりします。

逆に妻に対しては、「いつも家のことを任せてごめんね」「今度どっか行こう」など、感謝していることを伝えつつ、あなたがいてくれたから頑張れるんだよ、ということを伝えていくと良いでしょう。

価値観の違いを受け入れる

人は根本的には違うものだということを、頭の片隅に留めておくと良いかもしれませんね。価値観の一致があったから結婚したのか、違う意見を持っていることに魅力を感じたのかはわかりません。

ただ、今まで生きてきた環境が全く違う二人が一つ屋根の下で暮らしているのですから、それなりにズレが生じるのは仕方のないことです。

家に帰ってきたらまず歯を磨くのが習慣のかたもいれば、家ではスリッパを絶対に履きたい方もいますし、自分には理解できない習慣をもっているかもしれませんが、それは生きてきた環境の違いです。

なので、それをいけ入れつつも、共通した新しい価値感が生まれるものはなんのか、考えてみましょう。間違っても、一方的な自分の感情で「無理」と切り捨ててしまうのはNGです。

これまでの行動を振り返り改善する

離婚したいと言われたあと、自分の何がいけなかったのか「悪い部分」を探そうとしますが、結論からいうと「全部悪かった」と思いましょう。決して全否定をしているわけではなく、最初は小さなことだったものが、いつのまには全部を嫌いになってしまっていることの方が多いのです。

そもそも「悪いと思ってこなかった」からこその離婚の危機ですので、これから悪いところを探すより、「これをやってあげたら喜ぶからこうしよう」「良いところを伸ばそう」ということを意識してみてください。

離絶対に離婚したくないとは思わないこと

離婚しなさいと言っているのではなく、「離婚したくない」と強く思ってしまうとあなた自身のストレスになってしまい、こんな思いをするのであれば離婚した方が良いのかなと考え始めてしまうのでやめましょうということです。

ちょっと難しいかもしれませんが、これまで二人で作ってきた思い出とか、楽しかった時をほんの少し思い出して、改善に努めてみましょう。

思い出しすぎるとかえって辛い気持ちになってしまいますので、一人でどうしようもなければ、友人や家族に相談したり、ここで始めてカウンセラーなどに話を聞いてもらうことを、考えてもいいかもしれませんね。

よく話すこと

以心伝心は幻想です。多くの問題は「話さないと伝わらない」ことの方が圧倒的に多いことを思い出してみてください。実際に、円満夫婦の特徴として、「会話やコミュニケーション」と回答する夫婦は多いというデータがあります。

「会話、コミュニケーション」の理由

離婚後に生じる問題を考えさせる

離婚後にどんな問題が生じるのか。もういちど相手に考えてもらうのも大事なことです。

妻を説得する場合

  1. 生活費のこと
  2. 仕事のこと
  3. 引越しのこと
  4. お金のこと
  5. こどものこと など

女性が離婚した後にどのような問題が生じるかは、主に生活面のことが大きいと思うので、そう言った点をどうするのか、自分と一緒に暮らしていた方が良いこと、もちろん一緒に居たいことなどを伝えていくと良いでしょう。

夫を説得する場合

  1. 食生活のこと
  2. 子供のこと
  3. 世間体のこと
  4. 一緒にいたい
  5. 自分がこれから変わること など

夫を説得するための要素は案外少ないですし、「生きていく」説得材料の重みとしては少し弱いですが、妻から「一緒にいたい」「これから変わっていくから」とう感情論がいくつ出せるかがポイントになるでしょう。もしセックスレスなどになっていれば、そう言った面でも頻度を増やす、ちゃんとやるなどのことを伝えるのは効果的な場合も多いです。

自分が正しいという意識を捨てる

先ほど「価値観の違いを受け入れる」ということを言いましたので、もし相手が自分都合で発言してきたとしても、いったんはその意見を受け止めて、その上で「自分はこう思うんだけどう?」と聞くようにしましょう。

頭ごなしの否定はお互いに気持ちの良いものではありませんし、自分が絶対に正しいと思って話していても、問題は解決しませんから、まずは話を聞いてみて、しっかりと話し合うことが大事です。

お互いを異性として再確認させる

正直これが一番大きな効果があると思います。

  • なぜ付き合ったのか?
  • なぜ結婚したのか?
  • なぜ長い間一緒に生活できていたのか?

こう言ったことを振り返ったとき、お互いを異性として少なからず想っていたからではないでしょうか。結婚を機に見た目が変化したかもしれませんが、それを補うための努力をしていたでしょうか?一緒に出かけたりしていたでしょうか?

もしこれがなくなっていたのであれば、相手から異性として意識させるために何ができるのかを考えてみましょう。女性なら綺麗になる努力をすべきですし、男性ならデートに誘ってみるなどが考えられますね。

どんな些細なことでも構わないので、ますは自分の妻(夫)なら何は喜ぶのか、考えていましょう。

専門家のアドバイスを頼る

離婚の問題は一人で悩んでいても解決することは少ないので、今後どうすべきか、専門家に相談するのもひとつの手でしょう。

弁護士

相手方が離婚を望んでいても、裁判では法定離婚事由がないと離婚が成立することはありません。ですので、まずは法定離婚事由の有無を確認しましょう。そして、離婚事由の判断は弁護士が最適なので、この点が気になる方は、まずは弁護士に相談するのが良いでしょう。

カウンセラー

離婚したくないけど、相手も何を考えているのかわからない、もっと考えを知りたい場合や、自分の気持ちを整理したい時は離婚カウンセラーと呼ばれる人に相談するのが良いでしょう。

離婚したくない!でも離婚を受け入れなくてはいけないケース

離婚したくない!でも離婚を受け入れなくてはいけないケース

協議離婚であれば「性格の不一致」でも、「相手の足が臭いのが耐えられない」などでも離婚することは可能ではありますが、それでも一方的な離婚は拒否することが可能です。

しかし、自分に不倫などの不法行為などがあった時は離婚の要求に応じなくてはいけません。

法定離婚事由に該当する場合

先ほどの5つの法定離婚事由である・・・

不貞行為 配偶者以外の異性と性的関係を持つこと。いわゆる不倫や浮気。
悪意の遺棄 同居の拒否や生活費をいれないなど
3年間生死が明らかでない 失踪や家出などが原因で音信不通になり、3年以上生死が不明なこと
精神病にかかり回復の見込みがない 重い精神疾患を患い、夫婦の協力義務が果たせなくなること
その他婚姻を継続しがたい重大な事由 暴力、セックスレス、性格の不一致などが原因で、夫婦関係が破たんしていること

他にも、婚姻期間よりも別居の期間が長いだとか、配偶者からDV・モラハラを受けた場合など「婚姻を継続しがたい重大な事由」に該当し、仮に裁判まで争った場合は離婚するしかないでしょう。

もし自分のケースがどれに該当するのかわからない場合は、弁護士に確認してみるのも一つの方法ですね。

離婚を回避できるかどうかの判断基準

離婚したいと言われても離婚せずに済むかどうかは、下記の5点をまずは確認しましょう。

  1. 不倫(不貞行為)の事実がない
  2. 経済的に問題はない
  3. お互い子どもに愛情がある
  4. 夫はちゃんと生活費を入れている
  5. DVやモラハラの事実がない

上記の5つの理由がないのであれば、まだ離婚しなくてはいけないと諦めるのは早いです。夫婦生活は家庭に大きな問題がないのであれば、これからご紹介する方法を実践していき、離婚回避のために頑張る意味があるでしょう。

話し合いでは解決しない場合|夫婦関係等調整調停も検討しよう

話し合いでは解決しない場合|夫婦関係等調整調停も検討しよう

離婚したくない時は裁判所で調停を開き、今後の夫婦関係について交渉するのも有効な手段の一つです。

円満調停(夫婦関係等調整調停)とは?

離婚したくない人が夫婦関係の修復を求める目的で開く調停の事で、相手から離婚を請求されている場合以外でも下記のような場面で利用することが出来ます。

  • 夫婦の間に会話がまったくない
  • 別居状態(家庭内別居)を解消したい
  • 顔を合わせるといつも喧嘩ばかりしている
  • 夫が実家にばかり帰るのをやめさせたい

夫婦が円満な関係でなくなった場合には,円満な夫婦関係を回復するための話合いをする場として,家庭裁判所の調停手続を利用することができます。調停手続では,当事者双方から事情を聞き,夫婦関係が円満でなくなった原因はどこにあるのか,その原因を各当事者がどのように努力して正すようにすれば夫婦関係が改善していくか等,解決案を提示したり,解決のために必要な助言をする形で進められます。
なお,この調停手続は離婚した方がよいかどうか迷っている場合にも,利用することができます。

引用元:夫婦関係調整調停(円満)概要

円満調停に必要な書類

  • 夫婦関係等調整調停申立書及びその写し1通
  • 夫婦の戸籍謄本(全部事項証明書)

申立場所

・相手方の住所地を管轄する家庭裁判所

申立て費用

  • 収入印紙:1,200円
  • 郵便切手代:約820円分(裁判所によって異なる)

円満調停はあくまで最終手段

調停はあくまで調停員という第三者を挟んだ話し合いの場ですので、強制力もなければ決まった事に従う義務もありません。しかし、話し合いすら出来ない場合などには有効な手段だと思います。

ポイントは「弁護士を立てない」という点でしょうか。夫婦円満を目指す以上、マイナス要素になりかねない弁護士の出番はありません。ただ、この方法は最終手段です。円満調停を申立てる前段階までの間に、夫婦関係を修繕できるよう、今回の内容を実行していただければと思います。

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